槇原敬之さんの新譜「Listen To The Music 2」を聞きました。
マッキーさん(親しみを込めて)の歌い方は
喉がビローンと開ききったかんじで気持ちがよい。
今回はカバー集ということで、洋楽邦楽、古今東西問わず
レパートリーを披露してくれています。

序盤の聞き所はエルトン・ジョンさんの「Your Song」。
ライナーノーツのなかでマッキーさんはこの歌の解釈をこう書いてます。

「僕は歌しか作れない、でも君にあげるのは歌がいいだろう。
もしその歌を君が気に入ってくれたら、今度、
君が誰か大事だと思う人に、「君の歌」として渡して良いんだよ」

そして歌ってそういうもんだ、と言っています。

そう考えると僕たちは実にたくさんの人から歌の贈り物をもらっているんだと
気づき、妙に感動してしまうのです。

そんなマッキーさんが歌う「君の歌」、
歌いまわしから、声の使い方からなにからとにかく最高です。

CDの中盤も宇多田ヒカルの曲あり、オフコースの曲ありと
気が緩められませんが、
なんといっても美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」。
この曲は涙なしには聞けません。

はじめて聞いたのは追分ラッキーフェスでの、
万歳屋右近(左近だっけ?)さんの熱唱でしたが、
危うく泣きそうになったのを覚えています。
(ただし、ステージが面白すぎたので泣きませんでした)

建築現場で汗水流して働く母親と、その姿をモチベーションとして
懸命に生きる子供の物語です。
いろいろと考えさせられる歌ですが、
特に、今自分がしている仕事はこういう人たちを少しでも
重労働から解放しているのだろうかと、
当時とは違う感じ方をしてしまい、
聞き終わるころには全身脱力です。

そんなリスナーに鞭打つように
この曲が終わると、すかさず中島みゆきさんの
「ファイト!」がアカペラから始まりますので注意が必要です。

マッキーさんが歌う名曲集、なかなかあなどれませんよ。
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